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JA京都市の自己改革

JAが生産者に新たな販路先を提案!
筍生産者による共同出荷を実施中!

改革2

 伏見支店とTAC(地域農業の担い手に出向くJA担当者)は、深草支部の筍生産者に新たな販路先を提案し、共同出荷に取り組んでいます。同支店が集荷場となり、深草産の筍が東京をはじめ各市場に届けられています。

 JA深草地域にある出荷場「中芳青果市場」の閉鎖が背景にあります。時代と共に流通体系が変化していく中だが、この場には消費者と生産者との距離が近いことからメインの出荷場にする生産者も数多くいらっしゃいました。閉鎖の決定後から、同支店の支店長と同JAのTACは、新たな販路先を模索し始めました。TACは「売り先がなくなり、農業を止めてしまう組合員がでるかもしれない。なんとしても避けたかった」と当時を振り返ります。
 TACは出荷候補先の選定を、支店では生産者に向けた研修会や生産者と出荷規格や出荷時刻・場所まで細かい部分まで調整しました。
結果的として、JA京都市版GAP承認者15名が賛同することとなり、4月から出荷がスタートしています。出荷は週3回で5月中旬まで行われる見通し。筍生産者からは「このまま農業をやめようと思っていた。JAに感謝したい」と感謝の声が相次いでいます。
 現時点では筍の出荷のみだが、今後は生産者と協議を重ねながら、品目も増やしていく見通しで、支店長は「引き続き、TACとも密に連携を取りながら、深草地域の生産者をサポートしていきたい」と決意を語ってくれました。

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