生産者の農産物を守る活動
改革3
2019年2月6日から3月15日にかけて、管内の農産物保護を目的にイノシシやニホンジカなどの有害鳥獣の捕獲活動に取り組みました。以前より農産物への被害を受けていた伏見区・西京区など管内5カ所に有害鳥獣用のわなを設置し捕獲が行われました。
農産物への被害は年々減少しているものの、被害額は京都市内全域で約8000万円(平成27年度)にのぼり、生産意欲の低下や離農につながる問題となっています。管内組合員から拡大防止に向けた対策が求められていました。これを受け当JAではわな狩猟免許取得者35名の職員が中心となり中央会や支部との連携体制を整えました。
期間を通じて醍醐支部でシカ1匹の捕獲があり、一定の成果を上げることが出来ました。取り組みを通じて戸田秀司組合長は「管内の組合員の農作物を守っていくために必要な対策。それには地域の皆様の協力と理解が必要」と話されました。