学生を招いて現場実習
改革4
2019年6月17日から28日にかけて、太秦支部組合員の水本桂太さんは京都府立農業大学の学生へ農業指導を行われました。取り組みは農業現場での作業経験が少ない学生へ向けた同大学の実践教育の一環として学生が実際の圃場で農作業体験を通じて幅広い農業知識と生産技術を深め、将来の就農に向けた情報を得ることが狙いです。水本さんは同大学1回生の青山実樹さんを受け入れて10日間にわたって指導を行われました。
研修ではトマト・ナス・キュウリなどの夏野菜を中心に栽培に関する生産手順やハウス施設ならではの栽培方法を学ばれました。研修終了後に青山さんは「水本さんの栽培技術をはじめ、新しい知識を得る事ができて貴重な体験となった」と充実した表情で振り返られました。また、水本さんは「後継者が少なくなるなか、女性の後継者は貴重な存在で都市農業の希望でもある。今後も農業技術の伝承を大切にしたい」と話されました。