台風21号復興支援
改革4
2018年9月4日に近畿地方に襲来した台風21号の影響で農業用施設ビニールが破損したり、パイプが変形するなど園芸栽培に多大な被害をもたらしました。当JAは組合員へ様々な復旧支援事業を行っており、肥料配布や破損した農業用施設ビニールを無料で回収し、また当JA職員が被害地域を巡回しました。
10月15日の肥料配布は主に、筍畑の親竹の倒状被害を受けた組合員を対象に行われました。肥料は根の成長促進に効果がある「けい酸加里」を一反当たり一本支給されました。特に被害が大きかった大枝支部には227本の肥料が届けられました。
▲贈呈式で肥料が支給されました
多くの親竹が折れる被害にあった同支部山本義治支部長は「過去にここまでの被害を受けたことはなかった。復旧には時間がかかりそう」と不安をにじませておられました。そして長克洋支店長は「被害状況の調査には地域の皆様の協力を頂いた。1日でも早く復旧ができるように尽力していきたい」と決意を語りました。さらにJA全農京都から作業用の軍手とタオルが支給され復旧に協力を頂きました。
また、10月17日、19日、24日に行った農業用ビニールの無料回収では「今回の台風はとても被害が多く、困っていたので助かりました」との声がありました。
▲次から次へと運ばれてくる農業用ビニール