動物たちへおすそわけ
「循環型農業応援プログラム」の実践
改革4
2024年11月26日、年金受給者向けに開園している「レクリエーション農園」で収穫した野菜を京都市動物園に寄贈しました。
レクリエーション農園では、京都市動物園で醗酵処理したゾウ糞堆肥が使用しており、今回、「動物たちへおすそわけ」と題して利用者に寄贈を募ったところ、カブや大根の葉、育ちすぎた小松菜、普段は捨てる白菜の外葉など全8品目、軽トラック1台分になりました。寄贈した野菜は、その場でアジアゾウやアメリカバクの餌として利用され、種類が多いと野菜を選ぶ楽しみもあるようで、飼育員からは「耳をパタパタさせて嬉しそう、普段と表情が全然違う」とのことでした。農園利用者からも「自分たちが作った野菜を食べてくれて嬉しい」と循環型農業に共感いただくことができました。
12月中旬には「収穫祭」を開催し、酷暑を乗り越えた野菜を収穫できる喜びを利用者と分かち合いました。引き続き、農業体験を通じた豊かな地域づくりに貢献してまいります。