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JA京都市の自己改革

伝統野菜の販路拡大を図る

改革2

2019年6月21日、上賀茂支部の生産者で組織される「上賀茂特産野菜研究会」は京都の老舗漬物屋「株式会社川勝總本家」へ加工用の「京賀茂なす」の出荷を7月下旬まで行われました。

賀茂なすは上賀茂が誇る伝統京野菜ですが、大きさや形が流通に適さないものは規格外品として全体の1割から2割が処分され、生産者たちの大きな悩みの種となっていました。そこで、賀茂なす生産者の販路拡大と所得向上を目指して当JAとJA全農京都の後押しのもと販路拡大が実現することとなりました。

当日は川勝總本家の川勝隆義専務が出荷場に直接出向いて賀茂なすの形や大きさなどを手に取って確かめられました。

△当JAとJA全農京都も同行し賀茂なすを確認

同会八隅真人会長は「これまで畑に捨てていた賀茂なすがこのようなかたちで市場に送り出せることは非常にありがたい。この地域で作る賀茂なすは自信をもって世に送り出せる逸品なので、より多くの人に食してもらいたい」と話されました。今後賀茂なすは漬物として商品化する方向で進められ、9月から10月にかけて販売される見通しです。

△販路拡大を目指してがっちりと握手
(左が八隅会長 右が川勝専務)

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