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JA京都市の自己改革

京都学園大学との連携協定

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包括連携協定調印式

 当JAは2018年9月28日、京都学園大学と地域農業振興などの面で産学連携を目的とした包括連携協定を締結しました。協定では多岐に亘る分野から双方の結びつきを強めることで「食」と「農」でつながる豊かな地域社会を京都から世界へ発信することが狙いです。

 

多岐に亘る協定内容

 この協定は「食農」「文化教育」「地域貢献」の3分野からなります。「食農分野」では、「JA京都市版GAP」の導入が大きな柱となっています。今後求められる「食」への安全性の基準を確保し、京野菜のさらなるブランド性向上を目指すことが狙いです。さらに、当JAは大学側から組合にないノウハウの提供を受け、「京野菜」の新種苗の開発や食品センターを活用した6次産業化を進めていきます。このように学術面からのサポートによって新たな食材への展開や栽培技術の開発につなげていきます。

 「文化教育分野」では当JAは同大学学生へ農業に関する実践的な教育の場を提供していきます。農業経営や販売を実体験できるインターンシップを実施し、人材育成につなげていきます。そして、即戦力で地域農業に貢献できる同大学バイオ環境学部生の当JAの採用枠充実に取り組んでいきます。

 「地域貢献分野」では、管内で作られた旬野菜を提供できる場を地域社会の中から創り出し地域活性化に取り組んでいきます。そこで、京都学園大学の太秦キャンパスを農産物即売会の会場として活用させていただき、地元の農家組合員が作られた新鮮な野菜を提供する地産地消の場を学びの場である大学から創出していきます。それが農家組合員と地域社会を強く結びつけることになり、このことは農業振興にも必ずつながっていくことを確信しています。

 

 
▲協定書を手に握手を交わす深見治一副学長(左)と戸田秀司組合長(右)

 

歩みをすすめていくためには

 この連携協定は、今後の当JAの方向性を形作る重要な意味を持ちます。なぜならば、これからのJAは自己改革を実践していく中で、新たな形を築かなければならないからです。それには、農業者だけでなく地域社会と一体となって都市農業発展を進める体制を構築していかなければなりません。しかし、まだそ歩みをすすめていくためにはの第一歩を踏み出したにすぎません。立ち止まることなく前進し続けるためには、産学の良好な関係を築き、地域からより必要とされるJAの姿をこれから示していくことが求められます。これからも京都学園大学と「食農」「文化教育」「地域貢献」の3分野において協力・連携し、歴史都市京都の地域振興、さらには京都から世界へ向けた様々なチャレンジを積極的に発信していきます。

 


▲京都の農業を世界へ発信したいと力強く話す戸田組合長

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