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JA京都市の自己改革

「農」について学ぶ・・
~金時にんじんについて学ぼう~

改革4

 2024年9月24日、営農経済部は京都市立七条第三小学校を訪問し、京野菜の歴史やトラクターの実演など出前食育授業を実施しました。
 同校では3年生の社会科の授業で「金時にんじん」にスポットを当てて、地元の農業や京野菜について学んでいます。JAでは2021年から授業に取組み、都市部のこども達に京野菜の特徴をはじめ農業を伝えています。
今回は金時にんじん生産者である上鳥羽支部の銭谷裕志様に協力いただき迎え、金時にんじんの歴史や土づくりから収穫までの作業工程、農業の魅力や苦労について児童たちに伝えていただきました。質疑応答では児童からは「どうやって収穫するの」「種まきや収穫は機械でやっているの」などたくさんの質問があり、丁寧に回答していました。
 最後にグラウンドの砂場でトラクターの役割の説明と実演を行い、耕されてふかふかになる光景を見た児童からは大きな歓声が上がった。担任の先生も「生産者からの直接の声を聴くことで、授業では学べないことがたくさん詰まっていた。農業機械も実物を初めて見る児童ばかりでしたのでとても感動していました」と話していました。 
 児童たちの表情は満点の笑顔。同JAは出前授業にも積極的に取り組んでおり、京野菜の歴史や魅力を伝えています。講師を務めた同JA営農経済部の職員は「都市部では農地が減少する一方で、その地域で暮らす子供たちに「農」の学習のサポートをはじめ、農業について学ぶ場を提供していきたい」と話しました。

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