「夏の大感謝祭」への野菜づくり5 – 収穫まであと少し
「梅雨明けまであとすこし?」と思わせるような晴天が続いています。雨量の少なさを心配し、6月24日夕方より水やりに出かけました。
到着すると、まずは成長度合いに驚きました。ついこの間までは胸の辺りまでしかなかったトウモロコシですが、頭よりも高く見上げるほどに育っていました。茎の先端から花が咲き、実の先端からはひげ(絹糸)が出てきており、受粉の準備が整っていました。さて、枝豆はどうでしょう。生い茂った葉を手でよけて覗いてみると、まだ実は詰まっていませんが、大きくなったさやが茎からいくつもぶらさがっていました。
トウモロコシ畑の方は、しっかりと根付いているため、水やりはほどほどに行いました。一方、枝豆畑はカラカラに乾燥しており、まるで「早く水ちょ~だい!!」と聞こえてくるかのようです。畑に着いた職員は、何のかけ声もかけずにそれぞれの持ち場につきます。これまで何度も作業をしてきましたから、もう阿吽の呼吸です。水路から水を汲み上げるポンプをセットするもの、畝を崩さないようホースを持つもの、水をやるもの、全員が一体となって水やりを行いました。
軽快なポンプのエンジン音が水やり開始の合図です。水がホースを通り徐々に重みを感じ、勢いよく水が飛び出します。あっという間に乾いてしまいますが、たっぷりと水をやりました。
収穫まであとすこし。私たち職員も準備に慌ただしくなってきましたが、それに負けないぐらい野菜たちの成長スピードはぐんぐん加速しています。感謝祭当日、皆さんには格別美味しい野菜をお届けすることができそうです。
△うっそうと生い茂るトウモロコシ畑
△葉の下を覗くとたくさんのさやを発見