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2014.06.16

「夏の大感謝祭」への野菜づくり4 – 網張り作業に一苦労

 梅雨に入り、適当な雨水にも恵まれ、トウモロコシと枝豆は、すくすくと成長しています。特にトウモロコシは花穂を見せ、これからの実なりが楽しみになって来ました。枝豆も可憐な花が咲き始め、葉や茎も充実して来ました。この時期に土寄せを行い、豆類の栄養源となる根粒細菌の増殖を促しました。
 雨降りが多くなったことから雑草が一気に繁茂し、その除草作業には手こずりました。こんなしんどい作業の甲斐もあり、トウモロコシと枝豆は着実に成長して来ています。ただ、これから実が熟し収穫期を迎えると、カラスの襲来が気に掛かかります。カラスの襲来に遭うと、根こそぎ食害され、これまで丹精込めて育ててきた作物が台無しになります。
 その対策として、トウモロコシを作付けした圃場一面に、防鳥網をかけました。この網かけが大変な作業となりました。網を張るにもその支えが必要となり、支柱建てなど準備作業は前々日に行いました。2m余りに裁断した鉄筋を土中に刺し込み、そのてっぺんにはペットボトルをかぶせて、網が安定して張れるよう仕込んでおきました。
 こんな準備を施して、この日の網張り作業を迎えました。梅雨の合間の清々しい好天の下、集合した職員は、圃場の要所に散らばり、網がもつれないよう、慎重に網の集結箇所に進みました。職員の殆どは防鳥網は知っていても、どのように設えるか分からず、辿々しい作業となりましたが、張り終えて網張り作業の要領が分かったようです。
 圃場の中央には、使い古された傘を広げそれを竹にくくりつけ、圃場に突き立てました。4箇所に突きたった竹の先には雨傘が拡がり、まるで「メリーポピンズ」を見ている様でユーモラスな仕上がりとなりました。
 こうした作業により、圃場への対策は整い、後はトウモロコシと枝豆の更なる成長を待つばかりです。これより1ヶ月後の収穫適期に向け、これからも職員一同は皆さんに喜んで頂ける野菜を提供(感謝祭にお越し頂いた組合員の方々にお渡しする粗品)できるよう頑張ります。

 


△職員の一糸乱れぬ網張り作業


△網張後のユーモラスな圃場

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