「夏の大感謝祭」への野菜づくり3 – 水が恋しい夏野菜たち

　本日は５月の最終営業日で各部署とも朝から業務多忙でホットな状態。ここ数日晴天が続き、暑さも真夏を思わせるほど気温が上昇し、忙しさも相俟って本店職員の額には大粒の汗が流れていました。
　夏の感謝祭用に種まきしたトウモロコシ、枝豆は順調に育ち、青々と茂っていました。元肥が効いたのか特にトウモロコシの青さは際立っていました。ただ、圃場が砂地とあってか畝は完全に乾ききっており、植栽した夏野菜から「水が欲しい～」とせがまれているようでした。本店各部署から集合した職員は、チームを組んで広い圃場の水やりなどを行いました。
　近くの用水からエンジンポンプで水をくみ出し、畝を壊さないようホースの渡し役が要所に散らばり、夏野菜に散水しました。乾いた砂地に散水がしみ込み、結構時間がかかった水やりとなりました。先週に植え付けた芋畑には、ホースが届かず一部はバケツでの水やりとなりました。遠目ではしおれて見えた芋苗も、近くで見ると新芽が吹き出しており、何とか根づいたようでした。この水やりでさらに根が張ってくれるものと思います。 　空いていた畝に植えた西瓜苗も根づいたようです。西瓜は砂地が合うと聞き植えてみましたが、実がなるまでに色んな作業があるとのことです。まずは、雑菌避けと草避けから藁を敷き詰めました。西瓜はツルがかなり拡がるらしく広めの間隔に植えましたが、いくつの実がなるのか楽しみです。
　水やりの一方、何人かはトウモロコシの土寄せを行い、土壌に空気を入れつつ除草も行いました。育つほどに背丈がぐんぐん伸びるトウモロコシは、土壌が砂地だけに風にはかなり弱く、倒伏の危険性があります。また、実がなり始めた頃には河川敷の圃場にカラスの襲来があるらしく、防鳥ネットの設置は欠かせません。そんな対応が次回の作業予定になりそうです。
　感謝祭に向け、暑さに負けず風にも負けず、またカラスの襲来にも負けず、職員一同はこれからも農作業に頑張ってまいります。